音楽レーベル Salvaged Tapes 2組のアーティストによる新作をリリース CDの先行受注を5/6(月)まで開催

ジャンルを超えた音楽をキュレーションし、年間のテーマに沿ってアーティストと共に作品をリリースしている音楽レーベル Salvaged Tapes。

今回は、R N S T(アール・エヌ・エスティー)とMiyu Hosoi(細井 美裕 )の2組を迎え、「Juvenile(少年性)」をテーマにした新作2アルバムを発表。各CDは福岡のファッションブランドUNNUN(うんぬん)とのWネームによるサコッシュとセットになっています。 

なお、先行受注は4/27(土)〜5/6(月)のゴールデンウィーク期間中で、6月中旬より、R for D、アートショップ NADiffほか、レーベルオンラインショップ(6月オープン予定)にて随時販売となります。

「Juvenile(少年性)」

少年のもつ純粋さや秘めた強さを、サウンドインスタレーション作品展示や、オーディオビジュアル分野の展示企画・ディレクションなど多岐にわたって活躍するMiyu Hosoiに。夢中で何かを追いかけてゆく時悪意なく何か犠牲にしてしまうような残酷さを、ruralに4年連続出演を果たしたインストゥメンタルバンドRNSTに、それぞれ表現していただきました。

【作品名】ー(ハイフン)

【アーティスト名】R N S T(アール・エヌ・エスティー)

【カタログ番号】SVTP-006

【発売日・価格】2019年6月中旬 ¥4,000(+tax)

【アーティストプロフィール】

陽(Vo & Prog)・宇宙(Gt)・Sanson(Ba) による3人組のバンド。アンビエント、ポストロック、エレクトロニカなどをルーツに、2枚のアルバムとデジタル配信EPを発表。様々なジャンルを吸収し、独自の音楽性を追求してきた。音響的で優美なサウンドスケープから変拍子、ミニマルなアプローチ、ディレイで緻密に計算されたフレーズや、エモーショナルで過激なエフェクトなど多種多様な表現方法が特徴。歌、インスト、長編作品などの多面的な楽曲が存在する。ライブでは、3人という小編成ながら、ギター、ベース、リズムマシンやサンプラー、ボコーダー等のハードウェアを駆使し、音源の再現に捉われず、リアレンジや即興など枠にはまらないパフォーマンスを行う。

【作品詳細】

夢中でそれを追いかけていくとき、悪意なく何かを犠牲にしてしまうようなー

ポストロックからクラブミュージックへ。

ジャンルを自在に行き来するR N S Tが、新たな境地を開く新作をリリースします。

 ruralに4年連続出演を果たし、バンドサウンドながらライブハウスのみならずクラブやDJからも熱い支持を集めるR N S T。過去にEPとアルバム2作品をセルフタイトルアルバムとして自主レーベルR And Labelからリリース。3作目となるフルアルバムをSalvaged Tapesからリリースいたします。

Salvaged Tapesの今年のテーマは「Juvenile(少年性)」。R N S Tには、少年の持つ力強さや探究心、無邪気さテーマに作品制作を行っていただきました。

作曲中は周りが見えなくなったり、夢中で取り組む姿勢からヒントを得て、好奇心旺盛な少年が見ている世界をイメージしたM2 Vision、憧れや初期衝動、高揚感をイメージしたM3 Pulse。1コードのループからスタートし、少しずつ音を積み重ね、配置する作業をボートゲームになぞらえたM8 Stack、タイトル「−(ハイフン)」の直線ともリンクする曲名のM9 Horizonは自然界の有機と無機をR N S Tのスタイルでもある、リズムマシンと演奏になぞらえて制作されました。また、テーマに沿って制作を行うというはじめての試みゆえ、作曲のアプローチを大幅に変更したとのこと。

まさに、R N S Tの新たな新境地を切り開いた作品と言えるでしょう。

また、マスタリングエンジニアにはROVOやスーパーカーのプロデュースワークでも活躍中の益子樹氏をお迎えし、曲間に至るまで徹底して探求された作品となっています。

【作品名】Orb(オーブ)※ハイレゾ音源です※

【アーティスト名】Miyu Hosoi(細井 美裕 )

【カタログ番号】SVTP-007

【発売日・価格】2019年6月中旬 ¥4,000(+tax)

【アーティストプロフィール】

1993年愛知県生まれ。高校時代合唱をきっかけに現代音楽に触れ始め、所属していた合唱団体で国内外のコンペティションにおいて金賞など多数受賞。慶應義塾大学在学中から数々の楽曲、サウンドインスタレーション、ライブにヴォイスプレイヤーとして参加。近年はアンスティチュフランセ東京でのサウンドインスタレーション作品展示や、オーディオビジュアル分野の展示企画・ディレクションなど活動は多岐にわたる。

【作品詳細】

見渡す限り遮るもののない景色、雪景色の様な白く、時に厳しいようなー

声のみで制作された圧倒的に美しい作品。

22.2ch音源(HPL22)を含む、自身初となるオリジナルアルバムをリリースします。

高校時代に所属していた合唱団体で国内外のコンペティションにおいて金賞など多数受賞、アンスティチュフランセ東京でのサウンドインスタレーション作品展示や、オーディオビジュアル分野の展示企画・ディレクションなどを手がけるMiyu Hosoi。初のフルアルバムをSalvaged Tapesからリリースいたします。

Salvaged Tapesの今年のテーマは「Juvenile(少年性)」。Miyu Hosoiには、少年の持つ純粋さや、真っ白な心、芯の強さをテーマに作品制作を行っていただきました。

すべて自身の声のみで制作するという制限のもと、合唱の起源である単旋律をリバーブを使用せず残響のみで制作したM1 Chant(作曲:石若駿氏)、少ない声部ながら印象に強く残るM2 Jardin(作曲:江崎文武氏)、楽器としての声の可能性を究極まで探求したM4 Fonis(作曲:坂東祐大氏)など、それぞれが独立した役割を果たしながらも、1枚のアルバムとして圧倒的に美しく凛とした佇まいで存在しています。

M6 Lennaは画像処理の論文などで使用されるテストイメージの”Lenna”から着想を得て制作されました。サンプルになる楽曲が少ない現在において広く研究開発に使用いただけるような楽曲を目指しています。声と音響の森羅万象、聴く者を惹きつけたり置き去りにしたり、翻弄するような瞬間をいくつも設けた、挑戦的な楽曲に仕上がっています。

 

Salvaged Tapes

https://salvagedtapes.com/