無駄な装飾を省いたミニマルな帽子 mitake(ミタケ)

「見て」「触れて」「被って」感動できる帽子を表現する帽子ブランド「mitake(ミタケ)」のお取り扱いがスタート。

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デザイナーの三岳 勝吾は、セレクトショップにて販売・バイイングを経験した後、ファッションブランドETHOSENS(エトセンス)でプレスを担当。その後、帽子製造工場で帽子作りを学び、自身のブランド「mitake」をスタート。Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 A/W、Amzaon Fashion Week TOKYO 2017 S/Sでは、「ETHOSENS」のショーで帽子を共同製作しています。

シルエットや素材にこだわった mitakeの帽子は、無駄な装飾を省いたミニマルなデザインが特徴で、今回は、代表作の6パネルCAPと、夏気分満載のラフィアCAPが登場します。

6 panel cap

フラットのままストリートスタイルに、ツバを曲げてカジュアルにと、幅広いコーディネートに対応できる万能なキャップです。

キャップでは珍しい裏地付きで、今回のコレクションから2つのハトメを取り入れることで通気性が高まっています。

特徴の丸いシルエットは、6枚のパネルに全て接着芯を貼っているため。通常は前2枚に貼って硬さを出しますが、mitakeでは後ろの4枚にも接着芯を貼ることで、シルエットをキープしています。そのため、細かいシワになりにくいのも特徴です。

raffia cap

天然素材・ラフィアを使用したキャップです。

ラフィアとはヤシ科の植物で、マダガスカルで採取したものを中国の職人によって、一つ一つ手編みで製作。弾力性と通気性があり、無理な扱いをしなければ長くご愛用いただけます。

真ん丸のシルエットは、頭とツバを縫う工程で2つの工場を使用することで実現しており、シンプルでありながら手間がかかっています。

また、ツバ裏には別布(リネン)を使用しており、表から見るとパイピング仕様、裏から見ると別布が広がります。ツバの仕様は「返しツバ」という技法で、mitakeが得意とするツバの形です。

【raffia capに付属するオリジナルハットケース】

帽子を保管する場所であり休息の場所としてのハットケースは、佐賀県有田町にある貼箱会社「一新堂」が製作。ブランドネームをシルバーの箔押しで表現した、上品な仕上がりになっています。


シルエットを出すための接着や縫製、ツバや裏地に見せる気遣い。スタイリングの締め所となるキャップですが、ここまでディテールが詰め込まれ、なおかつシンプルに仕上がっている帽子は少ないと思います。

すでに多くの帽子がある中で、新鮮な違和感を感じられるmitakeは、普段お使いの方も、あまり帽子が得意でない方も一度被っていただきたいです。

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