違和感と中間性を描くテーラードの新たな視点 Re:quaL≡ (リコール)のフルコレクションが登場

違和感と中間性を描くテーラードの新たな視点 Re:quaL≡ (リコール)のフルコレクションが登場

今秋冬から登場した「Re:quaL≡ (リコール)」。これまで海外のコンテストを発表の場としていた同ブランドが、いよいよコレクションを披露。

春夏では期間限定で、シャツ・ジャケット・パンツの3型のみR for Dで展開していましたが、秋冬はフルラインナップで再登場です。まだここでしか見られないリコールの服、そして1点物である過去作品もありますので、ぜひ店頭でお試しくださいませ。

Re:quaL≡の全アイテムはこちらから

Re:JACKET-3shoulder ¥129,600

3体のをジャケットをドッキングしたNEWジャケット。圧倒的な生地量とボリュームで存在感のある一枚。どの袖を通すか、肩に載せるかで様々なスタイリングが可能です。広めのラペルに、ダブル仕様などクラシックな印象ながら、オリジナルの溶けたボタンや、独特のシルエットでテーラードジャケットを新しい表情で提案。

ここで改めてRe:quaL≡ (リコール)について。「Re:quaL≡ Re:時の単位/:equal=常に=等しく(≡) Re:quaL≡」がブランド名の由来で、「時代に対する違和感と共に、言葉に出来ない他者との差異、失敗から生じた不美を兼ね備えた中間性」を表現するブランドです。

今シーズンは、テーマを「Re shape at boot」に、身体の新しい姿と形、市場にありふれた日常着が主題。得意とするテーラードをさらに立体化すると共に、形やパターンを追求。真っ平らなパターンから立体になる服、人がたくさん入る服、トランスフォームする服を提案しています。


ブランドは、デザイナー 土居哲也(Tetsuta Doi)、モデリスト 戸田 麻奈美(Manami Toda)に加えて、初期メンバーであり海外メゾンブランドのモデリストを経て帰国した穴澤 洋太(Yota Anazawa)が今シーズンより参加。テーラードという永遠のデザインソースを再解釈する土居氏の視点を立体化し着る形にする、強力なチーム体制となっています。

シェイプにアプローチした2018年秋冬コレクションは、ジャケットの袖の位置や3体をドッキングするなど、見慣れたアイテムに違和感を与えることでアップデート。

Re:JACKET-2shoulder ¥58,600

ショルダーを2体分備えたテーラードジャケット。通常ある身頃部分のショルダーを後ろにずらすことで、新しいシルエットを構築。 袖を通さず着用すると羽織のようになりつつも、肩から落ちる生地感で、袖のシルエットがわずかに現れます。

ダブル仕様のジャケットとワイドパンツのセットアップ。ジャケットは着丈が少し長く、ワイドなシルエットになっており、ゆったりと生地の落ち感を表現。取り外しができる大ぶりのボタンが付いており、前を留めることでワンショルダーや、襟を後ろに落として着ることもできます。

Re:04 Jacket 1点物 ¥43,600

Re:03 Pants 1点物 ¥28,600

Re:coat ¥138,000

トランスフォームの要素を加えたトレンチコート。ウエスト、袖に絞りが着いており、インナーや着方に応じてシルエットが変化。内側に巡らされたベルトによって肩掛けもできるためサロペット風のスタイリングも可能です。バーガンディーの品のある色味の生地は、とろみと落ち感があり、綺麗なドレープが現れます。

Re:JACKET-BLK ¥58,600

こちらは、Re:JACKET-2shoulder の生地違い。広めのラペルに、ダブル仕様などクラシックな印象ながら、オリジナルの溶けたボタンや、独特のシルエットでテーラードジャケットを新しい表情で提案する一枚。

OVER JACKET GRN 1点物 ¥72,000

手染めので仕上げたウールジャケット。シェイプに着目したシリーズで、人体やシルエット、着用によって現れるシワをダーツや縫製で仕上げています。ジャケットの要素を残しつつサイズと配置をデフォルメすることで新しいバランスを提案する一枚。

他にも、最新のコレクションや過去のコンテスト作品が揃っています。Re:quaL≡の全アイテムはこちらから。