【New Brand】ANTICOTTER シンプルな佇まいのある日常着
R for Dで新たにお取り扱いをスタートしたブランド「ANTICOTTER(アンティコッター)」のご紹介を。
ブランドコンセプトは、‘simple but distinctive’ 。日常着としてシンプルで着やすいこと、そして 袖を通した時の佇まいにこだわった物作りをするブランドです。
基本的にはユニセックスで着られるようなメンズライクなデザインが中心で、性別や年齢などにこだわらずお気に入りいただけた方に着てもらえたらと思います。
ANTICOTTERを知るきっかけになったアトリエコート。ステイホームの期間があり、スウェットなどの部屋着でなく、家をアトリエのような感覚で過ごしたいと思い、インスタグラムでひたすら”アトリエコート”を検索して、これだ!と思ったのがANTICOTTERのアトリエコートです。たくさんの写真の中で惹かれる佇まいをしていた服は実物もやはり理想のものでした。
画家バルテュスが半世紀以上も着込んだと言われるアトリエ着の写真からインスピレーションを受け製作。室内で作業するときも仕事や外出の時も、トレードマークのようにいつも身につけてもらえるような、そんなイメージで製作したワーカーズコート。
今回は、特別にR for Dから生地を提供させて頂いた白バージョンも登場しています。この生地は、岡山で昔から生地を織っている機屋さんのもので、使い道は特に決めていなかったのに、惚れてしまい数十メートルを買って保存していたものです。
こちらのホワイトは、RforDが生地を提供したスペシャルバージョン。とても風合いのある生地で、独特の雰囲気を持った凛とした佇まいの作品となっています。
シャツ生地で製作したライトアウターです。アウトドアパーカーをよそ行きな雰囲気で。袖に大きく入ったボックスプリーツが特徴で、動いた時や袖を捲った時など表情豊かです。
アンティコッターの定番シャツ。ゆったりとした作りで着丈も長く、裾はボトムスにしまうこともできます。袖も袖丈や幅を大きめにとりボリュームを持たせています。
オフィスから山まで。シーンを選ばず着ていただけるよう、撥水加工の生地でタウンユースなデザインに。フットワークの軽い現代人のためのアイテムです。思い切って大きく作ったフードや生地のハリ感、全体のバランスを工夫し、実用的でさっぱりと飾らないながらもモードテイストに仕上がっています。
デザインで意識しているのは「装飾で個性を出すというよりも、ミニマルな要素で構成しながら新しい表現ができるように」ということ。デザイナーの井上さんは、元々グラフィックデザインの仕事をしていたこともあり、一見シンプルで日常に馴染みやすいのに、どこか目を引くようなアイテムを作り上げています。
そこから来る、文字間や余白など「空白」の部分にこだわることや、装飾ではなくバランスや強弱で魅せる、一見デザインしていないデザインをすることをずっとやり続けており、それが洋服作りにおいても根底にあるように思います。